ネット時代の考察

先日、youtubeで動画を検索したら、懐かしいものが見つかった。

1990年にフジテレビ系で放送されたキモチいい恋したい!のEDである。

ご存知の方もおられようが、第一話で放送されたリゾートビーチで若い白人女性がトップレス姿で闊歩するシーンだ。

当時高校生だったわたしはオナニーをこれで覚え、ビデオで録画してズリネタにしたものだ。

この映像をアラサー世代の男性に見せたら苦笑しつつ、「こういうのをテレビで流さないから若い人が草食になったんでしょう」と。

このセリフ、熟年世代の男性からも聞いたことがある。

今のテレビは規制に次ぐ規制、深夜番組でも女性の胸などお目にかかれない。

わたしの頃はゲームセンターで脱衣麻雀など珍しくもなかった。

高校生の頃、書店で購入した雑誌のヌードグラビアで興奮したのをはっきり覚えている。

今、巷ではポケモンGO!が熱いらしい。スマホさえあればいくらでも情報を得られ、無料のアプリをダウンロードできる時代だ。

しかし、簡単に手に入るものはありがたみがない。わたしのスマホにもいくつものアプリが入っているが、便利さゆえに使わないものも多いのだ。

今回の動画は何年もネットをさまよい、あきらめていたもので、それだけに二十数年ぶりに出会えた感動もひとしおだった。

古い考えかもしれない。だが、わたしの心が久しぶりに潤ったのも確かなのだ。